Description
この日本酒の趣旨としましては、東日本大震災による犠牲者の鎮魂と、残された人たちの明日への活力の一歩となる事ことを願い、東北の皆で想いを分かち合う事ができる酒をと企画したものです。未来に向けて、一ミリでも前に踏み出すため「黙とうから献杯に」を念頭に、3月11日の献杯酒として犠牲者の方々の鎮魂、語らいの場、そして希望を与えることが出来る酒にしたいと考えております。
様々な想いで3月11日を迎えられる方がいらっしゃることは承知しておりますが、あの日、私たちが経験したことを今一度確かめ合い、過去と現在を共有し共に未来を切り拓く、被災地と多くの人が繋がる、そしてこの酒が、「東北が明日への一歩を踏み出すための力水」になることを強く念じております。
震災の津波で気仙沼市の実家が流され、現在山形県山形市で酒販店を営みながら酒造りをしている熊谷太郎さんと、津波で蔵ごと流されただけでなく、原発事故で一度故郷を追われ、現在、山形県長井市で酒造りをする鈴木大介さんの二人が山形県で出会い、献杯するにふさわしいと思う理想の酒を追及し醸し上げました。
献杯により、犠牲になった方々の魂の安寧と、震災後のご遺族と 被災者の方たちの歩みに寄り添い、多くの志を繋げ、 献杯後の明日から一日一日を大事に刻み、被災地と被災者、 そして私たちの明日への希望を見出すことが目的の酒です。
飲み口はみずみずしくもやわらかく、落ち着いた味わいとなっております。冷、常温、ぬる燗まで幅広くお楽しみいただける一本です。
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